<注目銘柄>=渋谷工、再生医療テーマで活躍期待
「ロボット細胞培養」で大相場再来も
渋谷工業<6340.T>の上値に期待したい。売り物薄のなか継続的な買いが観測され、過去の株高パフォーマンスを考慮すれば、意外な大相場発展の気配も漂う。
同社はボトリング機で国内シェア推定6割のトップメーカー。メカトロ分野でも優位性を発揮、医療機器向けで需要を取り込んでいる。その高技術力を背景に再生医療分野への展開を進捗させ、同テーマの関連有力株として市場でマークされている。バイオベンチャーのヘリオス<4593.T>への出資でも知られる。細胞培養や細胞調整システムを手掛けており、昨年、培養を自動化する「ロボット細胞培養システム」を山口大学大学院の研究グループと共同開発しているが、iPS細胞分野で応用が見込めることがポイントとなる。
2013年夏場には、特定資金の買い攻勢思惑をバネに短期間で株価を800円台から3000円近くに上昇させた経緯がある。その後は調整を余儀なくされたが、翌14年には年初から仕切り直し相場に突入、3500円台まで大きく水準を切り上げたことは記憶に新しく、投機資金の食指を動かす。(銀)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
渋谷工業<6340.T>の上値に期待したい。売り物薄のなか継続的な買いが観測され、過去の株高パフォーマンスを考慮すれば、意外な大相場発展の気配も漂う。
同社はボトリング機で国内シェア推定6割のトップメーカー。メカトロ分野でも優位性を発揮、医療機器向けで需要を取り込んでいる。その高技術力を背景に再生医療分野への展開を進捗させ、同テーマの関連有力株として市場でマークされている。バイオベンチャーのヘリオス<4593.T>への出資でも知られる。細胞培養や細胞調整システムを手掛けており、昨年、培養を自動化する「ロボット細胞培養システム」を山口大学大学院の研究グループと共同開発しているが、iPS細胞分野で応用が見込めることがポイントとなる。
2013年夏場には、特定資金の買い攻勢思惑をバネに短期間で株価を800円台から3000円近くに上昇させた経緯がある。その後は調整を余儀なくされたが、翌14年には年初から仕切り直し相場に突入、3500円台まで大きく水準を切り上げたことは記憶に新しく、投機資金の食指を動かす。(銀)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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