旧・森電機から中古ブランド品「大黒屋」事業に展開中

著者:木村佳子
投稿:2016/06/13 08:42

中国で「大黒屋」ビジネスを展開へ

時系列
企業も人も「軸足」がスポッといい場所に定まり、そのままスクスクと成長していけるケースもあれば、
刺した軸足、引っこ抜く軸足と「いろいろあらーな」の展開となるケースもあります。

同社も会社概要を見ると、
大正4年10月 創業者森新治郎により「森新治郎商店」創立。照明器具の製造並びに販売を開始。
に始まり、
いろいろ経由して、
平成25年11月 ㈱ディーワンダーランドの株式を公開買付けにより、4.1%追加取得し、同社及びその完全子会社㈱大黒屋を連結子会社化。

となって、現在は「大黒屋」ビジネスを中国で展開。
それが功を奏してか、5月16日発表の連結ベース業績ではぐぐーっと売り上げが伸びている数字が出てきています。
このままいけば配当できる日もあるかもしれませんね。

とはいえ、同社の来歴の不思議さにコンサバティブな投資家はためらいを覚えるかもしれません。
なので、
出自、来歴をどうのこうのと思うなら、コンサバ銘柄の押し目買いか名門投信を購入するほうが合っています。
株式市場は頑張っている会社は文句なしに評価しましょうという点で突出している世界です。
だから、株価が上がれる事業に資源を投入しているなら、別に出自は問わない」という人向けの銘柄といえるでしょう。

何しろ、中国で「大黒屋」ビジネスという点が面白いではないですか。
「日本なら偽物少ない」と中国の大金持ち、小金持ちが大挙して日本で大量にブランド品を購入。爆買い化して幾星霜。
今、中国でそれらのブランド品はどうなっているのでしょうか?

買ってみたものの、やがて見飽きたブランド品状態?
金になるなら金に換えたいブランド品状態?

そこに大黒屋がやってくる!
中国も時代背景が「大黒屋」「お宝探偵団」という背景となっているのだろうなあ。

いずれにせよ、中国で大黒屋ビジネスに一票、と思う人にお勧めしたい銘柄です。
何しろまだ株価は先週で85円-91円の領域です。

1単元100株としても小額投資株として面白いと思いませんか?





配信元: 達人の予想

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