午後:債券サマリー 先物は横ばい、2年債入札結果順調も反応は限定的
31日の債券市場で、先物中心限月6月限は横ばい。30日の米債券市場が休場だったことで全般的に模様眺めムードが強く、前日に続いて方向感に欠ける相場展開だった。
30日の欧州債券安やこの日の日経平均株価の上昇が安全資産とされる債券の重荷となる一方、インデックスに連動して運用する年金などの月末特有の買いが下値を支えた。この日に実施された2年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が3厘と前回(4月27日)の1銭1厘から縮小し、応札倍率は5.52倍と前回の4.20倍を上回る順調な内容だったが、相場の反応は限定的だった。
この日の先物6月限は152円00銭で始まり、高値は152円06銭、安値は151円98銭、終値は前日に比べ横ばいの152円03銭。出来高は1兆5590億円だった。
現物債は10年債の利回りが前日に比べ横ばいのマイナス0.120%、20年債が同0.005%低下の0.245%、30年債が同0.020%低下の0.295%となった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
30日の欧州債券安やこの日の日経平均株価の上昇が安全資産とされる債券の重荷となる一方、インデックスに連動して運用する年金などの月末特有の買いが下値を支えた。この日に実施された2年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が3厘と前回(4月27日)の1銭1厘から縮小し、応札倍率は5.52倍と前回の4.20倍を上回る順調な内容だったが、相場の反応は限定的だった。
この日の先物6月限は152円00銭で始まり、高値は152円06銭、安値は151円98銭、終値は前日に比べ横ばいの152円03銭。出来高は1兆5590億円だった。
現物債は10年債の利回りが前日に比べ横ばいのマイナス0.120%、20年債が同0.005%低下の0.245%、30年債が同0.020%低下の0.295%となった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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