Vテクが10年ぶり高値圏、有機ELでさらなる成長へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/05/26 10:58
 ブイ・テクノロジー<7717.T>の上昇波鮮烈、ゴールデンウイーク狭間の5月6日を境に一気の上げ足を披露し、06年10月以来、約10年ぶりの高値圏を走る。前日に上ヒゲをつけたものの、資金流入は継続しており上昇指向に陰りはみられない。韓国サムスンとLGの大手2社が有機ELの巨額投資に動くなか、「Vテクは部材から製造装置まで商品ラインアップを拡充している点が評価されている」(国内中堅証券)という。同社の開発製品であるファイン・ハイブリッド・マスク(FHM)は有機ELを蒸着させるプロセスで需要が大きい。17年3月期は中国の液晶メーカーの投資意欲拡大を追い風に営業利益段階で55%増益を見込む。成長期待が高い一方でPERは20倍前後にとどまっており、指標面からも買い人気を支えている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,408.0
(12/30)
-69.0
(-2.78%)