菱ガス化が後場一段高、1000万株を上限とする自社株買いを発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/05/10 14:22
 三菱ガス化学<4182.T>が後場終盤に入り一段高となっている。午後2時ごろに自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。上限を1000万株(発行済み株数の2.26%)、または90億円としており、取得期間は5月11日から6月23日まで。株主還元の充実や資本効率の向上および機動的な資本政策の遂行が目的としている。

 同時に発表した17年3月期の連結業績予想は、売上高5300億円(前期比10.7%減)、営業利益230億円(同32.4%減)と大幅減益を見込む。次期の業績については、円高の影響による収益悪化に加えて、エレクトロニクスケミカル事業における競合激化などが収益を押し下げるとみている。

 なお、16年3月期は、売上高5935億200万円(前の期比12.1%増)、営業利益340億1800万円(同2.3倍)、純利益341億3400万円(同21.3%減)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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