理経などドローン関連が動意含み、「そら楽」開始で株価刺激

　理経<8226.T>が商いを伴い反発に転じているほか、ドーン<2303.T>も目先筋の売り物をこなして堅調。ビーマップ<4316.T>、イメージ　ワン<2667.T>などドローン関連株が総じて強さをみせている。

　昨年１２月のドローン規制の施行は法整備を進捗させ、ドローン普及を加速させる契機として注目されている。４月中旬に熊本県を中心に発生した連続的な大地震ではその被害状況をドローンで撮影した様子を国土地理院が公開し、災害時のドローンの活躍余地を示したが、民間では画期的な配送手段に活用しようとする動きが強い。既に米アマゾン・ドットコムが荷物の無人配送用途で積極的な取り組みをみせているが、国内では楽天<4755.T>が５月９日から、ドローンを活用した一般消費者向けの配送サービス「そら楽（そららく）」を開始すると発表しており、関連銘柄が再度脚光を浴びる可能性がある。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）