<動意株・14日>(大引け)=北興化、ネツレン、ナノキャリアなど
北興化学工業<4992.T>=大幅続伸。同社は13日取引終了後に、16年11月期第1四半期(15年12月~16年2月)の連結決算を発表。営業利益は17億9100万円(前年同期比24.5%増)となり、通期計画20億5000万円に対する進捗率は87.4%に達した。売上高は146億2000万円(同3.0%増)で着地。水稲用の除草剤や殺菌剤の出荷が早まったことなどから、主力の農薬事業が増収増益となったことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
ネツレン<5976.T>=3日続伸。同社は13日、直接通電加熱を用いた自動車車体向け鋼板の縞状部分加熱技術を開発したと発表。自動車車体の軽量化に加えて、部品製造コストの大幅削減と新車体構造設計への展開が期待できるとしており、これが買い手掛かりとなっているようだ。
ナノキャリア<4571.T>=一時ストップ高。薬物デリバリーシステムに強みを持つ創薬ベンチャーで、研究開発費先行で赤字体質ながら国内外で治験を複数有しており、新薬開発に期待が大きい。ミセル化ナノ粒子製剤による副作用の少ない抗がん剤開発を進めている。卵巣がん、非小細胞肺がん、乳がん、胃がんなどの適応症で普及している抗がん剤パクリタキセルでは、パクリタキセルミセル(NK―105)を日本化薬<4272.T>に導出済みで、同社で臨床試験を進め、現在フェーズ3段階にある。
リーバイ・ストラウス ジャパン<9836.T>=ストップ高。同社は13日の取引終了後、16年11月期の第1四半期(15年12月~16年2月)単体決算を発表。売上高は31億6500万円(前年同期比21.0%増)、営業損益は5億5200万円の黒字(前年同期900万円の赤字)、最終損益は4億9300万円の黒字(同2000万円の赤字)と大幅増収かつ黒字転換を達成、これを好感する動き。小売店での年末年始の冬物商戦が拡大、アウトレットでの販売が外国人旅行者の購買に後押しされて好調に推移していることが寄与した。
STUDIOUS<3415.T>=ストップ高。同社は13日取引終了後に、17年2月期通期の単独業績予想を発表。営業利益見通しを9億円(前期比36.3%増)としていることが買い手掛かりとなっているようだ。売上高は80億6500万円(同32.5%増)を予想。セレクトショップ「STUDIOUS」およびグローバルコンテンポラリーブランド「UNITED TOKYO」の拡大を図るとともに、今春開始した「STUDIOUS CITY」など派生業態の展開により収益力を強化するとしている。
ソフトバンク・テクノロジー<4726.T>大幅高=同社は13日の取引終了後、集計中の16年3月期連結業績について、売上高が従来予想の420億円から450億円(前の期比13.0%増)へ、営業利益は17億円から23億円(同64.5%増)へ、純利益は10億円から13億5000万円(同52.9%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが先行している。システム開発や運用保守・サービスおよび物販の売上高が増加したことに加えて、プロジェクト管理の強化による利益率改善が進んだことが要因としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
ネツレン<5976.T>=3日続伸。同社は13日、直接通電加熱を用いた自動車車体向け鋼板の縞状部分加熱技術を開発したと発表。自動車車体の軽量化に加えて、部品製造コストの大幅削減と新車体構造設計への展開が期待できるとしており、これが買い手掛かりとなっているようだ。
ナノキャリア<4571.T>=一時ストップ高。薬物デリバリーシステムに強みを持つ創薬ベンチャーで、研究開発費先行で赤字体質ながら国内外で治験を複数有しており、新薬開発に期待が大きい。ミセル化ナノ粒子製剤による副作用の少ない抗がん剤開発を進めている。卵巣がん、非小細胞肺がん、乳がん、胃がんなどの適応症で普及している抗がん剤パクリタキセルでは、パクリタキセルミセル(NK―105)を日本化薬<4272.T>に導出済みで、同社で臨床試験を進め、現在フェーズ3段階にある。
リーバイ・ストラウス ジャパン<9836.T>=ストップ高。同社は13日の取引終了後、16年11月期の第1四半期(15年12月~16年2月)単体決算を発表。売上高は31億6500万円(前年同期比21.0%増)、営業損益は5億5200万円の黒字(前年同期900万円の赤字)、最終損益は4億9300万円の黒字(同2000万円の赤字)と大幅増収かつ黒字転換を達成、これを好感する動き。小売店での年末年始の冬物商戦が拡大、アウトレットでの販売が外国人旅行者の購買に後押しされて好調に推移していることが寄与した。
STUDIOUS<3415.T>=ストップ高。同社は13日取引終了後に、17年2月期通期の単独業績予想を発表。営業利益見通しを9億円(前期比36.3%増)としていることが買い手掛かりとなっているようだ。売上高は80億6500万円(同32.5%増)を予想。セレクトショップ「STUDIOUS」およびグローバルコンテンポラリーブランド「UNITED TOKYO」の拡大を図るとともに、今春開始した「STUDIOUS CITY」など派生業態の展開により収益力を強化するとしている。
ソフトバンク・テクノロジー<4726.T>大幅高=同社は13日の取引終了後、集計中の16年3月期連結業績について、売上高が従来予想の420億円から450億円(前の期比13.0%増)へ、営業利益は17億円から23億円(同64.5%増)へ、純利益は10億円から13億5000万円(同52.9%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが先行している。システム開発や運用保守・サービスおよび物販の売上高が増加したことに加えて、プロジェクト管理の強化による利益率改善が進んだことが要因としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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