<動意株・4日>(前引け)=住江織物、アルチザ、テクノホライゾン

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/03/04 12:02
 住江織物<3501.T>=急騰。きょう付の日経産業新聞で、「太陽光発電ができる繊維を開発した」と報じられており、これを好感した買いが入っている。記事によると、金属製の心材に有機材を塗り重ねた直径0.25ミリメートルの糸で、ポリエステルなどの繊維に織り込んで布状の太陽電池をつくれるという。太陽光パネルに使うシリコン製太陽電池は折り曲げることができなかったが、同繊維では一般的な繊維と一緒に布に織り上げれば、布型の太陽電池となり、曲げたり畳んだりすることができるようになるという。なお、記事では19~20年の実用化を目指すとあることから、中長期の成長力強化にも貢献が期待されている。

 アルチザネットワークス<6778.T>=ストップ高。同社は3日の取引終了後、16年7月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を従来予想の6億円から6億5500万円(前期比17.4%減)へ、純利益を3億5000万円から3億8500万円(同29.1%減)へ上方修正、売上高は28億5000万円(同1.2%増)で据え置いた。国内向けモバイルネットワークソリューションが好調に推移している。

 テクノホライゾン・ホールディングス<6629.T>=大幅続伸。光学機器メーカーでレンズ技術に強みを持ち、360度カメラなど監視カメラ分野への展開も厚い。連結子会社を通じて車載カメラ分野も深耕、自動車のミラーレス時代の到来を前に収益機会をとらえるとの思惑もあるようだ。株価は1月26日に437円の高値まで一気に水準を切り上げ、その後は値を崩したものの、材料株素地は群を抜く。回転売買中心だったこともあり350円近辺までの滞留出来高は乏しく、足の速さが改めて注目されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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