ウィルグループが大幅続伸、16年3月期業績・配当予想の上方修正と株主優待制度導入を発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/02/08 11:19
 ウィルグループ<6089.T>が大幅続伸となっている。前週末5日の取引終了後、16年3月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の391億2000万円から448億1000万円(前期比37.5%増)へ、営業利益を10億9400万円から13億2000万円(同40.6%増)へ上方修正したことが好感されている。セールスアウトソーシング事業で業務請負売上高が伸長したことや、昨年9月に連結子会社化したクリエイティブバンクが好調に推移したことが要因としている。また、ファクトリーアウトソーシング事業における積極的な拠点展開や、医療・介護分野における人材派遣・紹介サービスの事業展開計画より早かったことも寄与したという。

 業績予想の修正に伴い、従来、普通配当6円50銭を予定していた期末一括配当について、普通配当10円と、創立10周年を迎えることから記念配当10円の20円を実施するとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、同時に発表した第3四半期累計の連結決算は売上高321億5000万円(前年同期比35.7%増)、営業利益10億8500万円(同93.3%増)だった。

 さらに、16年3月末時点の株主から、株主優待制度を導入すると発表しており、毎年3月31日時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード1000円分を贈呈するとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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