リーバイスが3日続落、円安による仕入れコスト増で16年11月期は営業2ケタ減益見通し

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/01/20 09:08
 リーバイ・ストラウス ジャパン<9836.T>が大幅3日続落。19日の取引終了後、16年11月期の単独業績予想を発表しており、売上高123億4000万円(前期比6.1%増)、営業利益2億円(同11.5%減)、最終利益は1億2500万円(同23.3%減)と2ケタ減益を見込んでいることが嫌気されている。前期に続いてインバウンド需要の取り込みなどにより売上高は増加を見込むが、円安による仕入れコストの上昇が利益を圧迫する見通し。原価削減の取り組みや合理化強化などで為替の影響を最小限にとどめる方針だが、減益を余儀なくされるもようだ。

 なお、15年11月期は、売上高116億3300万円(前の期比7.6%増)、営業損益2億2600万円の黒字(前の期10億2200万円の赤字)、最終損益1億6200万円の黒字(同10億3400万円の赤字)だった。外国人観光客の購買でアウトレット店舗などの売り上げが伸長したことが寄与し、従来予想の売上高112億円、営業利益1億7000万円、純利益1億2000万円を上回って着地した。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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