大水は朝高も値を消す、日水の上昇で出遅れ感も

　大水<7538.T>は一時前日比２０円高まで買われたものの値を消す展開。日本水産＜1332.T＞が２９日に６９２円まで急伸し年初来高値を更新していることから、日本水産の持分会社で大阪市中央卸売市場を中心に水産物卸売りを展開している同社には出遅れ感が台頭しているようだ。１１月４日には通期連結営業利益で従来予想の４億４０００万円から４億６０００万円（同１３．０％増）へ上方修正しているが、中国を筆頭に訪日外国人観光客が増加するなか鮮魚の需要が拡大しており、更なる上振れ期待もある。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）