ラオックスが反発、高値から64%下落でリバウンドの兆し
ラオックス<8202.T>が5日ぶり反発。7月の年初来高値から前日の終値まで64%の下落をみた。中国企業傘下で経営再建を進捗させていたが、インバウンド需要の追い風を受け業績急回復、前期に黒字化した営業損益は15年12月期に前期比5.2倍の90億円を見込むなどその変貌ぶりが話題となった。
しかし、中国の景気減速懸念がクローズアップされた8月下旬以降は急激な下げに見舞われた。「7月24日の高値564円までややバブル的に買われていた嫌いはあったが、下落局面では信用買い残が増加する一方で、需給悪化に着目した空売りも下げ足を助長した」(市場関係者)とみられる。
足もとの月次売上高伸び率は鈍化傾向にあるが、訪日観光客自体は今後も増勢が続き、国内店舗数の拡大も寄与して業績拡大基調は来期も続くとみられる。個人投資家の損益通算の売りもきょうが実質年内最終日となることで一巡が予想され、下げが深かっただけに買い戻しを絡めての戻り相場に転じる可能性を指摘する声もある。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
しかし、中国の景気減速懸念がクローズアップされた8月下旬以降は急激な下げに見舞われた。「7月24日の高値564円までややバブル的に買われていた嫌いはあったが、下落局面では信用買い残が増加する一方で、需給悪化に着目した空売りも下げ足を助長した」(市場関係者)とみられる。
足もとの月次売上高伸び率は鈍化傾向にあるが、訪日観光客自体は今後も増勢が続き、国内店舗数の拡大も寄与して業績拡大基調は来期も続くとみられる。個人投資家の損益通算の売りもきょうが実質年内最終日となることで一巡が予想され、下げが深かっただけに買い戻しを絡めての戻り相場に転じる可能性を指摘する声もある。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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