10日移動平均線の上に再浮上した⇒名実ともに下げ止まった

優利加さん
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昨日の米国株は大幅反発した(DJIA +560.54 @35,490.72, NASDAQ +360.15 @15,341.09, S&P500 +81.21 @4,649.23)。ドル円為替レートは114円台前半の前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,147に対して、下落銘柄数は911となった。騰落レシオは78.69%。東証1部の売買代金は1兆9894億円。

TOPIX +2 @1,972
日経平均 +45円 @28,562円

米国株の大幅反発を受けて、日本株全般も上げて始まり、日経平均は一時150円超上げる場面もあった。しかし、その後は上値が重い展開となった。昨日、日経平均は500円超反発していたことで、利益確定の売りが出易かったが、新規の買い材料不足で買い上げるエネルギーが枯渇気味だった。

日経平均の日足チャートを見ると、小幅上昇したが短陰線で終えた。しかし、良い点は10日移動平均線の上に再浮上したことである。これで名実ともに当面の下げ相場は終わったと言える。次は、10日移動平均線の傾きが上を向き、株価がその上をすべるように這い上がって行くかどうかである。25日移動平均線が下向きなので、ある程度反発するとまだ戻り売りが優勢になり易い。

33業種中16業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、鉱業(2位)、ゴム製品(3位)、その他金融(4位)、証券(5位)となった。

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