投資歴20年のmasaさんのブログ
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ナスダックが大幅安
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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12月17日 金曜日
米国株について
ダウ平均は29ドル安の35897ドルで取引終了。
午前中に高値となる36189ドル(262ドル高)まで買われますが、その後は右肩下がり。取引終了1時間前には35778ドル(149ドル安)まで売られました。その後は買い戻されて下げ幅縮小。
〇主要3指数の動向
ダウ平均 0.08%安
ナスダック 2.47%安
S&P500指数 0.87%安
〇ダウ構成銘柄の動向
19銘柄が上昇、11銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
ベライゾン 4.35%高
トラベラーズ 2.30%高
IBM 2.29%高
ゴールドマン・サックス 1.91%高
キャタピラー 1.79%高
下落率の高い順
アップル 3.93%安
マイクロソフト 2.91%安
セールスフォース 2.66%安
ボーイング 2.37%安
ホームデポ 2.03%安
〇経済指標
・週間新規失業保険申請件数は、20万6000件。
前週より悪化、市場予想より悪い。
・11月の住宅着工件数は、167万9000戸。
10月より増加、市場予想を上回っています。
先行指標となる建設許可件数は171万2000戸。こちらも10月より増加、市場予想を上回っています。
・12月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数は、15.4
11月の39.0から大幅に悪化、市場予想を大きく下回っています。
・11月の鉱工業生産は、前月比0.5%増。
10月の1.7%増(改定値)から激減しましたが、市場予想とはほぼ一致しています。
〇ハイテクへの強烈な売りが大きく影響
フィラデルフィア指数と鉱工業生産は前月から大幅に悪化しましたが、前日のFOMC通過による勢いが続いて買い先行。36000ドルを上抜けましたが、ハイテクへの売りが膨らむと右肩下がりになりました。
ハイテク比率の高いナスダックは、小高く寄り付いた後に右肩下がり。385ポイント安(2.47%)まで売られています。前日の上昇を全て吐き出し、ローソク足は大陰線。
ダウ構成銘柄では、アップルが4%近い大幅安で最も下落、マイクロソフトが2.91%安、セールスフォースが2.66%安と下落率上位に並んでおり、3銘柄でダウ平均を155ドル押し下げています。
半導体が軒並み大幅安。構成銘柄のインテルは小幅に上昇しましたが、クアルコムは5.88%安、エヌビディアは6.80%安、AMDは5.37%安、テキサス・インスツルメンツは2.69%安、マイクロン・テクノロジーは3.47%安と大幅安。フィラデルフィア半導体指数は4%を超える下落になっています。
〇歓喜あれば悲哀あり
前日のナスダックは2.15%高となり歓喜に沸きましたが、本日は一転して悲哀漂う展開に。前日の「日本株について」こちらで書いていたことが現実に。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は35600ドルで、上値は36200ドルになると考えています。
ナスダックは15000(あと180ポイント)が下値抵抗になると考えています。大きな節目で強い抵抗を下抜けると、見切り売りと失望売りが下げに拍車をかけることも多いです。しかし、本日が大きく売り込まれている為、仮に下抜けても(明日に限れば)下げ幅は拡大しないと予想。また、ダブルボトム(二番底)の水準でもありますから、再び買い戻される可能性もあり。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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