10日移動平均線が上向きなら株価はその上で動く時間が長い

優利加さん
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昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -106.77 @35,544.18, NASDAQ -175.64 @15,237.64, -34.88, S&P500 -34.88 @4,634.09)。ドル円為替レートは113円台後半の前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄数が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,317に対して、下落銘柄数は750となった。騰落レシオは80.75%。東証1部の売買代金は2兆3117億円。

TOPIX +10 @1,984
日経平均 +27円 @28,460円

米国株は続落したが、日経平均は下げ渋った。米議会上院は12月14日、連邦政府債務の法定上限を2.5超ドル(=約280兆円)引き上げる法案を可決し、さらに下院でも可決された。これにより懸案だった米国債のデフォルトが回避される見通しとなった。日本時間の12月16日未明には、FOMCの結果発表とパルエルFRB議長の記者会見がある。その内容次第では株価が大きく動くこともある。

日経平均の日足チャートを見ると、4日連続陰線の後、本日は短陽線で終え、上向きの10日移動平均線の上で推移している。大きなネガティブ材料が出てこない限り、株価は10日移動平均線が上向きなら、その上で動く時間が長い。

33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、輸送用機器(1位)、証券(2位)、サービス(3位)、鉄鋼(4位)、水産・農林(5位)となった。

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