米長期金利の上昇が一服、自律反発狙いの買いが優勢

優利加さん
優利加さん
昨日の米国株式相場はダウ工業株30種平均は小安く引けたが、全体としては反発した(DJIA -9.42 @35,804.38, NASDAQ +70.09 @15,845.23, S&P500 +10.76 @4,701.46)。ドル円為替レートは115円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が1,013に対して、下落銘柄数は1,073となった。騰落レシオは78.74%。東証1部の売買代金は2兆1145億円。

TOPIX +7 @2,026
日経平均 +197円 @29,499円

米長期金利の上昇が一服しため米国株が反発した。それに加えて日経平均は前日に500円弱下げたため、本日は自律反発を期待して主力株が買われた。ただ、明日は米国が感謝祭のため休場となるので様子見の雰囲気が支配的となり上値は重かった。

日経平均の日足チャートを見ると、25日移動平均線の上に再浮上したが、まだ10日移動平均線の下にある。10日移動平均線の上に浮上しない限り上昇トレンドには決してならない。為替レートと株価のトレンドを左右する米長期金利の動向に世界中の注目が集まっている。

33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、鉱業(2位)、陸運(3位)、電気・ガス(4位)、その他金融(5位)となった。

優利加さんのブログ一覧