同省は近く、緊急時に審査を簡略化できる「特例承認」に基づき正式に薬事承認する見通しで、無症状者や濃厚接触者にも投与できる国内初の予防薬となる見通しです。
厚労省によると、新たな対象は感染者の同居家族などで重症化リスクがあり、未接種者か免疫力の低下でワクチンの効果が出ない人に限られるとのことです。
同省は「ワクチン接種の効果が不十分と考えられる人に発症抑制の選択肢を提供できる」としていますが、対象は限定的とみられているようです。
専門部会はロナプリーブの皮下注射についても了承しましたが、腹部や上腕部など4カ所に打つ必要があるそうです。
点滴に加え注射器での投与が可能になることで利便性が高まることが期待される一方、治療目的の場合は引き続き点滴での投与を求めたそうです。
同社によると、濃厚接触者を対象としたロナプリーブの海外での臨床試験(治験)では、発症リスクを81%低減させる効果が確認されたとのことです。
予防のためということであれば、無料では打てないんでしょうね。
けっこう高くなりそうですね。
4519:4,306円