これまでは年内に行うとしていましたが、来年１月にも最初の商用ワクチンの製造を始めることを目指すそうです。
開発中の飲み薬タイプの治療用薬は、国内の感染者が減少しているため海外で治験を行う方針も明らかにしたそうです。
同社のワクチン開発は、高齢者や感染経験者、他社のワクチンを接種済みの人らを対象とした３千人規模の治験を１０月２０日に開始し、ほぼ終わりつつあるそうです。
最終段階の治験として１１月中に、ウイルスの働きを抑える「中和抗体」の数値を実用化済みの他社のコロナワクチンと比べる試験や、プラセボ（偽薬）と比べる発症予防の試験をベトナム中心に行うそうです。
実用化後は年最大６千万人分（１億２千万回分）の供給を予定しているそうです。
手代木社長は「ＷＨＯ（世界保健機関）がグローバルワクチンとして認めるかどうかは、最終的に発症予防試験を行ったワクチンだけだ。リスクが高いかもしれないがトライしたい」と強調し、海外展開を視野に入れていることを明かしたそうです。
一方、手代木社長は飲み薬の開発について、年内の国への承認申請に向け順調に推移していると説明し、国内の感染者数が減少しているため、治験を韓国やシンガポールなどで行う方針を示したそうです。
11月1日の感染者数は86人で、とうとう100人を下回りましたが、100人を下回ったのは去年の6月27日以来だそうです。
これでは国内で治験は難しいですね。
海外での治験を含めて、早く良い結果がでるといいですね。
4507：7,550円
