6日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反落。大引けは前日比622円10銭(6.53%)安の8899円14銭だった。3営業日ぶりに心理的節目の9000円を割り込んだ。米大統領選を通過した前日5日の米株式相場が景気の悪化懸念などを背景に急反落したことを嫌気し、幅広い銘柄が下落した。東京市場でも投資家の関心が再び企業業績へ向かい、外国為替市場で円相場が円高方向へ振れたこともあって、主力の輸出関連株へ売りが膨らんだ。日経平均は前日までの2日間に944円上昇していた反動から、短期売買の投資家などから売りも出やすかった。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反落。