5日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。終値は前日比406円64銭(4.46%)高の9521円24銭で高値引け。2日間の上げ幅は944円となり、10月15日以来3週ぶりに9500円台を回復した。4日の米株式相場の上昇や外国為替市場で円相場が対ユーロやドルで下落したことを受け、輸出関連企業の一段の業績悪化懸念が薄れ、トヨタやホンダ、キヤノンなどが買われた。日本時間5日午後選出されたオバマ米新大統領の経済運営方針への期待も相場全般を押し上げ、東証1部は9割近くの銘柄が上昇した。東証株価指数(TOPIX)も大幅に続伸。東証1部の時価総額(東証算出ベース)は310兆9045億円と10月7日以来の水準に回復した。