TOPIX +22 @1,962
日経平均 +371円 @28,049円
米議会上院が10月7日、連邦政府債務の上限を拡大する法案を賛成多数が可決した。これにより米国債が債務不履行(デフォルト)するリスクが当面は回避される見通しとなった。また、休場明けの上海株式相場も上昇したため、日本株を下支えした。日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。ただ、日本時間の今夜には9月の米雇用統計の発表を控えているので、上値は重かった。
日経平均の日足チャートを見ると、昨日と同様に長い上ひげを引いて始まり値と終値はほぼ同じとなる寄引同事線となった。下げ止まりはしたが、かといってすぐに上方向に力強く上がる訳でもないというメッセージである。
33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、輸送用機器(2位)、サービス(3位)、電気機器(4位)、情報・通信(5位)となった。