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米10年国債金利が上がる

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こんにちは。動点Pです。

さっそく指数を確認しておきましょう。
9/24
指数        値    前週比  年初来
S&P500      4455.48  0.51%  20.40%
NASDAQ総合   15047.70  0.02%  18.50%

今週は大きく下げて始まりましたが、徐々に上げて終わりました。終わってみれば前週比でなんとかプラスになっています。落ちたところでS&P500やNASDAQ100のインデックスに投資した人も多かったかもしれません。しかし私は先週紹介した証拠金負債残高に関するデータのインパクトが大きすぎて、これらの指数がまだ下げるのではないかと思っています。FINRAの証拠金負債残高margin debtのデータは月末発表らしいので、来週末に確認する予定です。

私は、S&P500のチャートはこれから三尊天井になるのではないかとさえ思っていて、これからもう一山の上昇局面があっても、あまり楽観的にはなれません。心配しすぎかもしれませんが、そのくらいに思っておくくらいでいいと思っています。一方で、前週比で5%以上マイナスになったらそこで一括投資する予定は変わりません。米国市場は今後も長期では成長すると考えているからです。

以前にも紹介した、ナスダックの銘柄のうち、50日移動平均線を超えている銘柄の割合を確認してみましょう。

NAA50R/Stockcharts.com

これをみると現在、46.39で少し戻してはいますが、このチャートの200日移動平均線を7月以降超えられていません。長期ではまだ下降トレンドにあります。

SPXA50R/Stockcharts.com

S&P500も同じ傾向です。こちらは6月以降200日移動平均線を超えられていません。つまりこちらも長期では下降トレンドにあるといえます。

今週のFOMCでは、パウエル議長はテーパリングについて言及しました。テーパリングは年内に開始し、開始するときは改めて説明する、とのことでした。おそらく11月から開始するといわれています。

おそらく来年テーパリングが終了すると、FRBの政策金利の引き上げがいよいよ視野に入ってきます。ここで米10年国債の利回りをみてみましょう。前々回に添付した図を更新したので添付します。私の推測通り、ヨコヨコしていましたが、一昨日から急に上がってきました。ボリンジャーバンドを抜けてきているので、ここからしばらく上昇が続くことが予想されます。そうなると株価はなかなか上がらなくなります。特にハイパーグロース株には厳しいと思います。実際、NASDAQ総合指数は前週比であまり上がってきていません。

ここでS&P500全体のPERをみてみます。

P/Es & Yields on Major Indexes/ WSJ

S&P500全体のPERは現在31.09、予想PERは22.04です。やや割高な値となっています。平均配当利回りは1.34%ですから、現在の10年国債金利1.46%よりも低い値となっています。そのため今後キャピタルゲインが見込めず、配当利回りも国債金利より低い銘柄は売り圧力が大きくなると思います。

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一方、日本株は強いですね。私は利確しながら、少しずつ日本株を買い足したりしています。手放した銘柄についていえば、春に買ったJリートの銘柄CREロジ(3487)がだいぶ含み益がでたので7月ごろに利確したのですが、この親会社であるCRE(3458)はCREロジの状況から相当利益がでているだろうと判断し買ってみました。予想通り決算は非常によく、株価がはねたので利確しました。地合いがよかったといえばそれまでなのですが、自分の予想が当たった気がしてうれしかったです。

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だいぶ過ごしやすくなってきました。風が気持ちいいですね。コロナ感染者数もずいぶん減ってきました。すこしずつでも、人と会ってでかけられるようになるといいですね。

ではではー。

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