市 場 終 値 前日比 出来高(万) 値上・値下 新高・安値
日経平均 29639.40 -200.31 ( 120359 ) 東証1部 287 /1847 32 / 26
225先物 29520.00 -240.00 ( 39710 ) 東証2部 129 / 273 13 / 11
T O P I X 2043.55 -21.00 JASDAQ 194 / 408 11 / 12
東1単純 2554.99 -30.48
東2単純 1445.54 -5.03 ( 11929 )
NYダウ 33919.84 -50.63 ( 9月21日) 米国10年国債利回り 1.324 %
JQ平均 4043.40 -20.76 ( 5247 ) 国債指標銘柄利回り 0.035 %
22日の市場は日経平均が続落。終値は前日比200円安の2万9639円
で、今月3日以来、約3週間ぶりの安値となった。週初から世界の金融市場を
混乱させている中国不動産大手の経営問題がこの日も相場を圧迫。前日の米国
株が反発できなかった負の流れもあって朝から売りが先行した。
リスクオフの動きから円高・ドル安も進行。これもマイナス要因となっている。
一時は中国恒大の利払いが履行されるとの報で持ち直したが、外債には適用さ
れず買いは長続きしなかった。
昨日の米国市場は中国の大手不動産、恒大集団の資金繰り懸念が続きダウ平
均は小幅ながらも4日続落した。序盤は前日に急落した反動などからダウ平均
は340ドルほど値を上げていたが、中国恒大の最初の利払い期限が23日に
迫っているため再び売りに押される展開に。22日の米FOMCの結果発表を
控えていることも様子見ムードを強めたようである。
一方、ハイテク株の多いナスダック指数は主力株に買いが入り3日ぶりに反発
している。
さて、東京市場は本日も中国恒大の経営問題に押される1日に。
昨日の米国株が反発し切れずに終えたことも後味の悪さにつながったようだ。
この問題をリーマン級に例える向きもあるが、債務の規模や中国独特のシステ
ムからその可能性はほぼないとされている。
ただ、中国当局の対応が救済には前向きでないようなので、決着の付け方がま
だ見えてこない点が買いを難しくさせている。