今回の急落回避はとっても簡単でした

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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9月22日 金曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、200円安の29639円で取引終了。
小安く寄り付いた後は右肩下がり。10時過ぎから急騰しますが、すぐに急落する「往って来い」となり174円安で前引け。後場は積極的な売買が少なく、安値圏での揉み合いに終始しました。


〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆8901億円、出来高は12億359万株。
値上がり銘柄数は287、値下がり銘柄数は1847、変わらずは53銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
6業種が上昇、27業種が下落
上昇率の高い順
不動産、海運、鉱業、陸運、医薬品

下落率の高い順
卸売、機械、パルプ・紙、ガラス・土石、食料品

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は33、値下がり銘柄数は190、変わらずは2銘柄でした。
上昇率の高い順
(9501)東京電力HD 3.56%高
(9107)川崎汽船 3.28%高
(8801)三井不動産 2.44%高
(4568)第一三共 2.12%高
(8004)東京建物 2.12%高

下落率の高い順
(5301)東海カーボン 5.48%安
(8002)丸紅 4.26%安
(8001)伊藤忠商事 4.08%安
(6302)住友重機械工業 4.03%安
(5332)TOTO 3.94%安

〇金融政策決定会合
金融政策の現状維持を賛成多数で決定。
サプライズはなく、株式相場への影響は限定的でした。

〇米国株による影響
ダウ平均 0.15%安(50ドル安)
ナスダック 0.22%高
S&P500指数 0.08%安

押し目買いが先行するも勢い続かず続落。ハイテク比率の高いナスダックは僅かに反発しましたが、この程度では材料として乏しい。戻りの鈍さに対する警戒感は、日本株にマイナス材料。

〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 1.12%高
ドイツ(DAX) 1.43%高
フランス(CAC) 1.50%高

3市場揃っての大幅反発は日本株にプラス材料。欧州投資家による日本株が買いが入ったかもしれません。

〇祝日前の手仕舞いと手控え
明日は秋分の日で休場となる為、海外のリスクを回避する手仕舞いと手控えあり。

〇当然の下落

これだけ短期暴騰すれば、当然の下落です。
株価下落を見てから書いている後出しではありません。

----- 9月14日に書いていた内容です -----

短期暴騰で31年ぶりの高値更新、株価が騰がり続けると先高感ある市場関係者のお話や、好材料の指摘も多くなってきます。このチャートを見れば、強気で明るい雰囲気になるのが普通かもしれません。

日経平均に限らず、個別銘柄でも同じこと。
では、そのような「強気で明るい雰囲気になる買いやすい時」の買い付けで勝てるなら、多くの個人投資家は勝ち続けていることでしょう。でも現実は大きく違い、数年間でみると個人投資家の多くが負けているのです。言い換えれば、普通で買いやすい時に買っても、それを続けていると負け越しに。

買った後の下落で含み損が増えていくと「なぜ、こんなに高いところで買ったのか」と反省したことは多々ありませんか?

株価が大きく上昇し続け、先高感あるお話や好材料の指摘が多くなってくると熱くなりがち(私は熱くなりませんが)。でも、そんな時こそ冷静になって、しっかりと検証することが大切だと思っています。投資を続ける限りチャンスは無限にありますから、短期間の暴騰で熱くなっていたら勝率アップは望み薄。

この短期暴騰相場がいつまでも続くことはありません。単純に「乗り遅れ」という焦りの気持ちから、急いで買い付けるとリスクの高い投資になると考えています。
----- ここまで -----

----- 9月17日に書いていた内容です -----
独り言
国内機関投資家は個人投資家が多く買い付けたところで売り抜けることがあります。よって、市場関係者による強気コメントや煽りには十分注意しなければいけません。
そんな時は国内外の機関投資家同士でぶつかり合ってもらえれば良し。個人投資家は他人のお金を運用する責任がありませんので、「勝てる、リスクが低い」と判断した時に勝負しましょう。待つ投資は、個人投資家の強味なので。
----- ここまで -----

今回の急落・・・回避する難しさが、レベル1(とても簡単)から レベル5(とても難しい)まであるとすれば、レベル1でした。まだまだ下げるかもしれませんが、とりあえず今のところはレベル1です。


チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。

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