日経平均株価が冴えない。NYダウは25日移動平均線を上抜いており、ゴールデン・クロスも伺える様相。国内企業決算も終盤に入り、現時点では値固めの時期であり、ユーロ圏の景気後退入り、米国の年末にかけての一段の景気悪化が上値を重くしている。ただ、決算が終了するとひとまず9000円を超え25日移動平均線にタッチする場面は考えられる。ひとまずとしているのは、年末にかけての世界株価の調整は避けられないと踏んでいる。もうひとつ、為替も100円が大きな壁になっており、一時的に100円を突破しても、年内に90円に迫る場面さらには80円台がお目見えすることになるかもしれない。
