市 場 終 値 前日比 出来高(万) 値上・値下 新高・安値
日経平均 30500.05 +176.71 ( 159933 ) 東証1部 1423 / 645 154 / 9
225先物 30350.00 +150.00 ( 24119 ) 東証2部 246 / 146 15 / 2
T O P I X 2100.17 +10.01 JASDAQ 372 / 204 17 / 4
東1単純 2632.52 +20.68
東2単純 1460.32 +9.90 ( 11178 )
NYダウ 34751.32 -63.07 ( 9月16日) 米国10年国債利回り 1.334 %
JQ平均 4084.10 +22.67 ( 5161 ) 国債指標銘柄利回り 0.045 %
17日の市場は日経平均が3日ぶりに反発。終値は前日比176円高の3万
500円だった。直前2日間である程度押して(350円弱)いたため、この
日は米株安にもかかわらず序盤から押し目買いが入ってきた。明日から3連休
というにもかかわらず終盤までじわじわと買いが入る力強い展開。買い遅れた
向きがまだ多く需給的に大崩れする要素は見当たらない。
昨日に日経平均の下値を支えた10日移動平均線(3万259円)が当面の下
値支持線となりそうだ。
昨日の米国市場は新型コロナ変異株拡大による景気減速懸念からダウ平均は
反落した。朝方発表の8月の小売売上高が事前予想に反して上振れしたため序
盤は消費関連が買われていたが、米景気回復の勢いが鈍っている印象までは拭
えず徐々に相場は軟化した。上値の重さが実感されダウ平均は一時300ドル
近く下げる場面も。
しかし、金融緩和長期化観測もあり終盤は下げ渋り、下値はある程度守られて
いるようでもある。
さて、東京市場は連休前の週末にもかかわらず底堅い1日に。
米株安にはある程度耐性がついていて、依然として日本株独自の出遅れ感、割
安感が有効に働いている。他には新型コロナ新規感染者数の減少が一段と進ん
でいることも近未来の展望を明るくさせているのだろう。
値幅調整が昨日程度で終わったことで来週以降も強めの基調が続くことになり
そうだ。
< 曜日別市場デ-タ >
金曜日 : 「 三市場投資主体別売買代金差額 」
09月第2週 前週 前々週
「個 人」
現 金 ▲5815 ▲4917 ▲1635
信 用 9 ▲513 ▲847
「海外投資家」 3010 3669 ▲45
「法 人」
生・損保 ▲143 ▲58 ▲196
都・地銀 ▲282 ▲190 ▲201
信託銀行 ▲2120 ▲292 798
投 信 ▲1896 ▲226 ▲297
事業法人 149 367 656
「自 己」 7634 2246 1206
* 単位 億円 ▲は売り越し
先週の日経平均は大幅に3週連続高となりついに3万円台を7カ月ぶりに回
復してきた。日本株の出遅れ感、割安感や新型コロナの新規感染者数減少、そ
して次期政権の経済対策期待が材料となっている。けん引役は外国人で2週連
続で大きく買い越し。一方、国内の個人と金融法人が大きく売り越している。