kouboudaisiさんのブログ
週明けは大幅安展開か~!
10日(金)のNYダウは5日続落し、前日比271.66ドル安の34,607.72ドルで取引を終了。
週間では761.37ドルの下落となりました。
先週に発表された米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が235,000人増と、市場予想の72万人増を大きく下回ったことで、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大による景気回復の遅れが意識されたからです。
今週は、年後半の米経済成長率の見通しを引き下げる金融機関が増えました。
とくに、ゴールドマン・サックスが6日に2021年10~12月期の米GDP伸び率の見通しを引き下げ、投資家心理の重荷になっています。
ただ、緩和的な金融政策が続くとの見方から高PERの多いハイテク株は買われ、ナスダック総合株価指数は7日に15,403.44ポイントの過去最高値を更新しました。
しかし、週後半はハイテク株も売りに押され、10日のナスダック総合株価指数は、132.760ポイント安の15,115.494で取引を終了しています。
NYダウ来週の見通し来週の経済指標では、8月の小売売上高が注目されます。
7月の小売売上高は、前月比1.1%減となり、市場予想を大きく下回りました。
米国では新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大が続いており、とくにサービス需要への影響が懸念されます。
8月も引き続き弱い内容になると見られ、市場予想は0.8%減となっています。
また、9日(木)に欧州中央銀行(ECB)は、量的緩和の縮小を決定しました。
米連邦準備理事会(FRB)も年内にテーパリングを始めると見られているので、21~22日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)への関心が高まっています。
来週はブラックアウト期間(金融政策に関する発言を禁じるルール)に入るので、金融当局者の発言も予定されておらず、様子見ムードが強まりそうです。
NYダウは引き続き上値の重い展開を予想します。そして、34,000ドル台をキープできるかどうかに関心が集まりそうです。
予想通りです。
うしし。
ただ、2日もすれば、買いまたしますよ。。