日経の日曜版の「核心」はいつも考えさせることが書かれており好きなコーナーだ。
今日はこれから予想される深刻な不況に入ったあと、その混乱が収束した後の世界について書かれている。
主な点は、今回の金融危機の責任を問われているのがグリーンスパン前議長。これと対照的に再評価されているのがバフェット氏。
これからの世界経済で最も変わるのは金融業務、投資手法や金融行政。強欲な詐欺まがいの取引や投機色が強いビジネスは否定され、金融は再び生産・消費活動の裏方と位置づけられるはずだ。まっとうなもの造りやサービス提供が改めて経済の主役になる。
そうした世界で生きてくるのが生命科学、環境対策製品、情報技術などの新しい技術や製品である。
ロシアの経済学者ゴンドラチェフは周期が50~60年の長期景気サイクルを発見、そしてオーストリア生まれのシューペンターが、この波動が企業家の革新で引き起こされると考えた。
・・・おりしも、ちょうど今はゴンドロチェフの景気波動が底にある。まっとうな経済に戻ればもの造りを得意とするニッポンの出番だ。この金融危機の痛手も軽い方だ。これからの世紀で日本が活躍することを大いに期待したい。そして自分も微力ながら貢献したい。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
オペさん、お早うございます。
日本と違って米国は大丈夫でしょうが、このような事態になった時の対応がご指摘通り過剰にならないことが大事ですね。
アランさん一人の責任にするのはおかしいことで、それを過剰に利益追求に走った企業や人の責任こそ問われるべきでしょうね。
日本と違って米国は大丈夫でしょうが、このような事態になった時の対応がご指摘通り過剰にならないことが大事ですね。
アランさん一人の責任にするのはおかしいことで、それを過剰に利益追求に走った企業や人の責任こそ問われるべきでしょうね。
こんちは、、、
シュンペーターの説いた理論いまの経済にはすっぽりあ
てはまりますね。。今がちょうど、経済が均衡をとりも
どそうとしている過程です。
まあアランさんにもある程度の責任があったとは思われ
る訳ですが、、、(彼の本を読んでいるとCDSの危険性
には十分気がついていたと思われますし。)それに
同調してしまった財政政策にも、おそらく問題がある
でしょう。。。
ただ、これに便乗して、行き過ぎた規制強化が進まない
事を願います。
シュンペーターの説いた理論いまの経済にはすっぽりあ
てはまりますね。。今がちょうど、経済が均衡をとりも
どそうとしている過程です。
まあアランさんにもある程度の責任があったとは思われ
る訳ですが、、、(彼の本を読んでいるとCDSの危険性
には十分気がついていたと思われますし。)それに
同調してしまった財政政策にも、おそらく問題がある
でしょう。。。
ただ、これに便乗して、行き過ぎた規制強化が進まない
事を願います。