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パナソニックによる三洋電機の買収交渉のゆくえ
パナソニックによる三洋電機の買収交渉のゆくえ 2008年11月02日
パナソニックによる三洋電機の買収交渉が始まるが70円で買った優先株が行使されて1株が10株になれば希薄化がされ株価が下がる可能性が出てきた、それでもGSは100円と予想される買取価格を不満で145円の値段での交渉になるようだ。もめそうなのでTOBという手もあるようだ。
どっちになるかで、株価が上がったり下がったりしそうです。素人は近づかないほうがよさそうです。もし、株が3倍になると48円になってしまう。
19:10NHKによるとTOBで過半数の株を買い取ることを合意とある。どっちがほんと?
優先株 買い取り額焦点…パナソニック、三洋子会社化
GS高値要請、難航も
パナソニックは三洋電機を2009年4月をめどに子会社化する方針を固めたが、今後の課題は米証券大手、ゴールドマン・サックス(GS)グループなど金融3社が保有する三洋の優先株の買い取り価格だ。
金融3社は06年、三洋の経営体質強化のため、普通株に換算して1株当たり70円で総額3000億円分の優先株を引き受けた。優先株は普通株換算で、三洋の発行済み株式総数(議決権ベース)の約7割に相当する。優先株をすべて普通株に転換すると、三洋の発行済み株式数は約3倍に膨らみ、株価は大幅に下落する計算だ。
パナソニックは、三洋の資産査定を行った上で買収価格を詰める考えだが、株主側との水面下での交渉では、「GSはできるだけ高く売りたい意向で、意見が衝突している」(交渉関係者)という。
パナソニック本社(大阪府門真市で) 三洋の株価は10月31日の終値で145円で、仮にこの価格で3社保有分をすべてパナソニックが買い取るには、約6000億円が必要になる。GSはこうした時価近辺での買い取りを要求しているという。
三洋電機本社(大阪府守口市で) しかし、優先株を普通株に転換しても企業の価値はただちに変わらないため、普通株への転換で、「1株当たりの理論値は100円を大きく割り込む」(アナリスト)との指摘もある。パナソニックも時価での買い取りには抵抗している模様だ。
大株主のうち三井住友銀行はパナソニックへの優先株売却に理解を示しており、三洋の子会社化はほぼ確実な情勢だが、買収交渉が円滑に進むかどうかは不透明だ。(読売新聞)
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パナソニックが三洋を買うのは 総合力が強くなり国際競争力が強くなるので いいニュースと思ってましたが、
買い取り価格で いろいろあるんですね。
ポシャルのだけは避けてほしいですね。
NHKはTOBだといっていますが言葉が不足で何を持っていっているのかわかりません。火曜日に東証からTOBの文書がが出されるまでわかりません。いずれにしてもお金は十分にあります。キャッシュではたいて買うでしょう。
2008年 11月 2日 20:44 JST
[東京 2日 ロイター] パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)(旧社名:松下電器産業)が、経営再建中の三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)を子会社することで、両社首脳が基本合意したことが2日、わかった。複数の関係筋が明らかにした。パナソニックは三洋電機の資産査定に着手し、具体的な買収金額を提示する見通しだ。
複数の関係筋によると、パナソニックの大坪文雄社長と三洋の佐野精一郎社長は10月中に会談し、パナソニックが三洋電機を子会社化することで合意した。近く正式発表される見通し。
基本合意を受け、パナソニックは米ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)など三洋電の大株主である金融3社から株式買い取りについて、金額面などでの交渉を本格化させる。パナソニックは三洋電の資産査定を行ったうえで、3社に対して買収価格を正式に提示する。現在までに、パナソニックが打診している買収価格は金融3社の条件と折り合っていない模様で、関係者の間には交渉の難航を予想する声もある。
ゴールドマンや大和証券SMBCグループ、主力取引銀行の三井住友銀行は、三洋が経営危機時に発行した優先株約4億2800万株を保有。1株が普通株10株に転換できる契約となっており、すべて転換すると発行済み株式の約7割に上る。パナソニックが金融3社から優先株を買い入れることで三洋電を傘下に納める案が有力だが、金融3社が優先株を普通株に転換した後、パナソニックが株式公開買い付け(TOB)を行う方法も検討されている。「TOBによる売却の方が金額が高くなり有利」(金融3社の関係者)との指摘もある。
GSなどは、優先株を第三者に売却する際の契約上の制限が来年3月に切れるため、投資回収に向け売却先を探っていた。買収が実現すれば、パナソニックの年間売上高は11兆円を超え、日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)を抜き国内電機で最大手となる。
三洋電は、パソコンや携帯電話に使われ、ハイブリッド自動車や電気自動車用などでも成長が期待されるリチウムイオン電池や、市場が急拡大している太陽電池に強みを持つ。パナソニックは三洋電を傘下におさめることで、二次電池事業を強化するとともに、太陽電池事業に参入する。(ロイター)
こんなのも出ていますが、肝心の3社との間では何も決まっていないですね。
産経新聞の記事が出ましたので。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081102-00000556-san-ind
三洋電機の中間発表後に、TOBに付いても公表したい様です。
何か忙しい週末に成りそうですね。