コロナの自宅待機が増えているようですが、全体では数百万人の自宅待機の病人がおり全体から見ればたいしたことでないと思います。がん、脳疾患、心臓疾患、認知症等々様々な病気で自宅待機を強いられている人は多いのですがコロナ以外の自宅待機はニュースにもなりません。
死者も日本では年間140万人が死亡しており、毎日約4000人が死んでいることになります。そのうち約3000人が病院で死亡し、約1000人が自宅待機中に死亡しています。自宅待機でコロナで1人死ぬと大ニュースになりますが、残りの999人はニュースにもなりません。
我が家の隣でも昨年心臓疾患で自宅療養していた一人暮らしの男性が朝死んでいました。10軒ほど先では自宅療養していた一人暮らしの高齢者が死んで一ヶ月も経って発見されました。コロナで死んだ人はいませんが、最近ではこんな人が近所で続出しています。
どうしても見えているところで何か起こると大騒ぎになりますが、見えないところで重大なことが起きていても誰も関心を払いません。一人を救うために話題にならない多数の人が犠牲になるのは避けなければなりません。