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調査からみえるNISA
こんにちは。動点Pです。
できるだけ週一で更新していきたいと思っています。
さっそく今週の指数の変化を確認しておきましょう。
S&P500 4509.37 1.52% 21.85%
NASDAQ総合 15129.50 2.82% 19.14%
おそるおそるというかんじでしたが、結局上がりました。昨日のパウエル議長のジャクソンホールでの講演で、テーパリングと利上げの話が出ましたが、テーパリングは年内に始めるけど利上げはかなり先、という話がでて、市場はむしろ好感したようです。ぐいっと上がりましたね。私自身、先週はかなりビビってましたが、意外と穏やかに1週間すぎたなぁという印象です。
しかし、アメリカの株式市場に対して弱気に考えているのは変わりません。しっかりしたトレンドで上がっている銘柄をみると買いたくなってしまいますが、しばらく様子をみることにします。
閑話
金融庁がNISAのデータを公表していたのでご紹介しようと思います。
「NISA・ジュニアNISA口座の
利用状況に関する調査結果の公表について」
2020年12月末時点で、NISA口座は全部で、約1600万口座となっています。
そのうち一般NISAが 約1200万口座、
つみたてNISAが 約400万口座、といったかんじです。
一般NISAのほうがつみたてNISAよりも3倍多いのが驚きでした。私は老後の資産のためにつみたてNISAをやっています。これからつみたてNISAも増えてくるものと思います。
買い付け額をみるとNISA全体で 23兆円、
一般NISA 約22 兆円、
つみたてNISA 9,000 億円、となっています。つみたてNISAのほうが買い付け額が小さいのは当たり前ですが、それにしても20倍以上とは。おそらく一般NISAで資産運用をされている個人投資家のみなさんが多い、ということかと思います。
年代別にみても50~70歳代が多く、ここの年代の方がつみたてより一般NISAを選ぶのは当然でしょう。
商品別買い付け額も載っています。
上場株式 9兆4000億円
投資信託 13兆4100億円
ETF 4450億円
REIT 2072億円
となっています。
上場株式が意外と多いのは、一般NISA枠で売買されている方と思います。
年代別の買い付け額も載っていますが、全体で23兆円のところ、60歳と70歳代で11兆円を超えています。
データを通じて、現状はまだ中高年の個人投資家の方々が資産運用や資産形成のためにNISAを使っていることが多いようです。しかし、NISAの制度はむしろ若い方々が老後の資産形成を目指して使うことを想定しているので、若い方々の利用が増えるといいなぁと思いました。
さて、
来週はいよいよ9月になります。9月は米国市場は荒れるともっぱらのうわさですがどうなるでしょうか。
少し涼しくなって気持ちよくすごせるようになるといいですね。
ではではー。
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