来週のマーケットは海外イベントで二喜三憂

manmonomoneyさん
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今週の日経平均株価はバブル後最安値を更新後3連騰の末、結果週間としては過去最大の上昇率12.1%を記録した。振り返ってみると、10月は記録ラッシュであった。10/6の週は過去最大の下落率24.3%(ブラックマンデーの週は12.0%)、10/14は過去最大の上昇率14.15%、締めくくりは月間として過去最大の下落率23.8%である。マーケットでよく言われるように、10月はアノマリーな月であることをしみじみ感じることができ、後世に語り継がれることにあるであろう。ついつい話が脱線してしまったが、来週の株式展望について話すことにする。来週は週を通して海外イベントが目白押しである。11/3(米10月ISM製造業景気指数)、11/4(米大統領選挙)、11/5(米10月ISM非製造業総合指数)、11/6(ECB理事会)、11/7(米10月雇用統計)とどれも重要なイベントで目が離せない。経済指標は冴えない数字が並ぶことが予想される。ただサプライズが2つでもあればマーケットも素直を受け止め上昇することもあり得る。第1に米大統領が決定後、即景気対策への意気込みを示す。第2にECB理事会で0.75%の大幅利下げを実施する。ただ、上値を追っても25日移動平均線である9500円前後が限界であろう。5ケタ回復はもう少し先になりそうだ。
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