下向きの25日移動平均線に頭を抑えられた形

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -106.66 @35,101.85, NASDAQ +24.42 @14,860.18)。ドル円為替レートは110円台前半の先週金曜日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,311に対して、下落銘柄数は790となった。騰落レシオは89.28%。東証1部の売買代金は2兆6076億円。

TOPIX +7 @1,936
日経平均 +68円 @27,888円

主要企業の好決算と円安・ドル高を受けて、好業績銘柄や自動車などの輸出関連銘柄が買われた。日経平均は一時300円超上げ、28,000円台を回復する場面もあった。その後は新型コロナウィルスの感染再拡大や国内政局の先行き不透明感が改めて警戒され、利食い売りに押された。ただ、欧米株に比べると日本株は出遅れており、割高感は薄まっているため強烈は売りは出てこないようだ。

日経平均の日足チャートを見ると、上向きの10日移動平均線を滑り上がるように上向きに動いているが、今日は下向きの25日移動平均線に頭を抑えられた形となった。持続的な上昇基調へ戻るためには25日移動平均線を回復し、且つ、25日移動平均線が上向きに転じなければならない。

33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、医薬品(2位)、陸運(3位)、ゴム製品(4位)、サービス(5位)となった。

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