米FOMC、FF金利1%へ0.5%追加利下げ、過去最低水準に

kuma_kuroiwaさん
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 米連邦準備理事会(FRB)は29日の公開市場委員会(FOMC)で、最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.5%引き下げ、年1.0%とすることを全会一致で決定、即日実施した。8日の緊急利下げに続き、3週間で2回の利下げに踏み切る異例の措置。
 FF金利が年1.0%まで下がったのは、2004年6月以来、4年4カ月ぶり。FRBが金融政策運営で重視する政策金利の誘導目標としては過去最低水準に並んだ。
 FRBの利下げは、米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題が深刻化した昨年9月以降、9回目。FF金利の下げ幅は1年強で4.25%に達した。8日にECBなど主要中銀と協調して0.5%の緊急利下げに踏み切ったが、再び利下げに追い込まれた。
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