年金基金の基本は、長期運用であるべき。運用資金はすべて俺らの金だ。株価を維持するためのものではない。
外資大幅売り越しの中の、12000円台での買い支えは、本当に理解不能だった。「そんなに外に金を流したいのか」と思いながら見ていた。
しかし、「バブル後最安値更新、PBR1割れ」ともなれば、出来得る限りの買い下がりをしてもよかろう。
12000円台での支えがなければ、早くに10000を割っていたろうが、それでもよかった。解約売りを、安値水準で行わせることができた。
(その間、個人にはより厳しい市況になっていたとは思うが。)
昨日、今日のように、あまり調子に乗って上に運ぶと、外人どもに叩きおとされるので、あくまで支えに終始してもらいたい。
今日のアメリカは、-200まで許容する。無理には上げないで欲しい。それはそれで相場に毒だ。
また、大した材料なくー500とかやられると、反転しかけた売り買いのバランスがまた壊れる。
「AIG、借入金ほとんど使い果たし」だの
「GM,決算先延ばし、クライスラーの合併が難航」だの、
「利下げ後、一旦売られてる形跡がある」だの、
「投信解約の引け際急落はなくなってない」だの、
悪材料は山のようにある。
しかし、とりあえず、新規でショッキングなものはまだない。
全て織り込んだ上で、大きく上げずとも、崩れない展開を期待する。
相場が落ち着いた後、また爆弾がハネると思うが、それまでは平穏な相場に暮らしたい。
チャート上では、まだトレンドができていない。指値のタイミングも計りづらいが、底探し状態よりはいい。
一度騙されてはいるが、落とされる覚悟で押し目を小さく拾ってみようと思う。