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レバナス売りました
こんにちは。動点Pです。
さっそく今週のS&P500とNASDAQ総合指数をみておきましょう。
S&P500 4327.16 -0.97% 16.93%
NASDAQ総合 14427.24 -1.87% 13.61%
両指数とも少しさがりましたがNASDAQ総合のほうがより下がっています。ハイテク株が全般に売られ気味でした。デルタ株の感染者数が増えたからとか、ディフェンシブにまわったとか、いろいろ言われていますが、私はよくわかりません。
それで、いろいろ見ているうちに、今年はもうそれほど上がる見込みが薄いと考えて、買ったばかりのレバナスを手放してしまいました。5%弱と、少しだけですが浮いたのでよしとしましょう。もちろん来週からNASDAQがぐいぐい上がる可能性もあります。
レバナスはNASDAQ100指数に連動するインデックスファンドです。それでNASDAQ100の動きをみていたのですが、今週15000ドルを超えるかどうかがポイントでした。何度か15000の天井にトライしたのですが、けっきょく超えられず、金曜は弱々しく15000に向かった後、だらだらと下げて終わりました。そのため、おそらくしばらくはNASDAQ100は15000は超えられないのではないかと思い、レバナスの売りを決めました。もちろん逆張りで買い増す人もいると思います。しかし私は今年後半は全体にアメリカ市場は弱いのではないかと考えているので、むしろ引き気味にしようと思っています。現金を増やしておき、急落したらS&P500に入れる所存。
恐怖&欲指数(Fear & Greed Index)という指数があります。VIX指数などのいくつかの値を総合して算出する指数らしいのですが、この指数は現在(21/7/18)、23: Extreme Fear(いちじるしい恐怖)となっています。50が平均なので、だいぶ将来の売りに傾いていることがわかります。
CNN: Fear and Greed Index
一方、VIX指数はというと、現在18.45となっていて最近少し上昇傾向にあるものの、急落する目安である30にはまだ差があり、それほど動揺しているようにはみえません。
google finance: VIX 指数
ただ、VIX指数の推移をみてみた私の印象では、この指数はマーケットの現状を知るには役立つものの、予測にはあまり使えないのではないかと思っています。
また、アメリカの長期国債金利ですが、こちらは1.295と徐々に下がってきています。
Yahoo!ファイナンス 米10年国債
長期国債が買われているということですから、投資家がマーケットにリスクを感じている、ということかと思います。
S&P500やNASDAQの平均PERはすでにかなり高くなっています。直近では、S&P500が36.60、NASDAQ100が38.37となっています。
WSJ: P/Es & Yields on Major Indexes
予想PERはかなり低いのでそれを織り込んでいる、ということだと思うのですが、そのため、次の決算をしくじると急落する株が出てくる可能性はあります。
ということで、米国株もそうなのですが、日本株もアメリカの影響をもろに受けてしまう以上、なるべく整理して現金を増やしておこうと思っています。
Jリートについても少し触れておきます。前の前のブログで、これから買いたいJリート銘柄を紹介しました。
グローバル・ワンと日本ビルを紹介したのですが、これは私の見当違いだったと思っています。というのも、三鬼商事が最近発表したデータで東京の平均空室率が6%を超えてきたからです。
三鬼商事:東京ビジネス地区/2021年06月時点
Jリートの持っている物件は条件のいいものが多いので、空室がすぐに増えるとは思いませんが、賃料の低下などはいずれ起きるものと思います。ということでオフィスリートは今後数年は値上がりはあまり期待できないかもしれません。私が持っている日本ビルファンドも一度利確しようと思っています。
もちろんこれらは私の個人的な見立てによるものです。間違っている可能性も大いにあります。だいぶ長くなってしまいました。読んでいただきありがとうございました。
ではではー。
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