投資歴20年のmasaさんのブログ

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米金融好決算は心理的な下支え。一方でハイテク軟調

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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7月16日 金曜日

米国株について
ダウ平均は53ドル高の34987ドルで取引終了。
取引開始直後に171ドル安まで売られますが、1時間後には前日値を回復。その後は前日値を挟む揉み合いに終始しました。


〇主要3指数の動向
ダウ平均 0.15%高(53ドル高)
ナスダック 0.70%安
S&P500指数 0.33%安

〇ダウ構成銘柄の動向
16銘柄が上昇、 14銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
ハネウェル 2.21%高
ユナイテッドヘルス 1.28%高
ホームデポ 1.09%高
ビザ 1.04%高
P&G 0.86%高

下落率の高い順
セールスフォース 2.00%安
ウォルグリーン 1.34%安
インテル 1.26%安
ジョンソン&ジョンソン 1.20%安
シスコシステムズ 0.81%安

〇経済指標
・週間新規失業保険申請件数は36万人になりました。
前週から2万6000人の低下で、昨年3月以来1年4ヶ月ぶりの低水準。

・6月の鉱工業生産は0.4%の増加
市場予想を下回っています。
半導体不足で自動車が落ち込む中、鉱業と公益が大きく上昇。

・7月のNY連銀製造業景気指数は43.0になりました。
過去最高となり、市場予想も上回っています。

・7月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数は2.9になりました。
6月の30.7から低下、市場予想も下回っています。

経済指標は多く発表されましたが、株価に方向感は出ず。

〇ハイテク軟調
ダウ平均は過去最高値圏での揉み合いになっていますが、ハイテク比率の高いナスダックは比較的大きな下げ幅となり3日続落

〇半導体関連が売られています
インテルは1.26%安、クアルコムは1.59%安、エヌビディアは4.41%安、テキサス・インスツルメンツ 1.58%安、マイクロン・テクノロジーは2.00%安、AMDは2.38%安と全面安。フィラデルフィア半導体指数も2.17%安。

〇2銘柄で67ドル押し上げています
ダウ構成銘柄では、機械のハネウェルが上昇率トップ。「ナスダック100」への組み入れが決定したことを受け、指数連動への株高期待から買われました。1銘柄で33ドル押し上げています。次いで、ユナイテッドヘルスが34ドル押し上げており、2銘柄で本日の上昇分に相当します。

〇金融好決算は全体を下支え
先日発表されたゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースは好決算。他、シティグループ、本日発表のモルガン・スタンレーも好決算。株高につながっていませんが、心理的な下支えになっている印象。また、決算発表の先陣を切った金融好決算は、後に続く決算期待にもつながります。

〇大きな節目35000ドルを前に一進一退

35000ドルを挟む揉み合いが続いており、上下どちらに動いてもおかしくない状況。引き続き、先読みするのが難しいと思っています。

----- 連日書いている内容です -----
〇先読みするのが難しい
大きな節目は大きな抵抗になりやすいです。そこまで上昇してくると「達成感からの売り・利益を確定する売り」などが出やすくなりますので、いつ下落してもおかしくない状況。

一方で、海外投資家は上昇時に買い付ける「順張り」傾向が強い為、今の相場環境だと35000ドルから上昇していくことを想定した株買いが続く可能性もあり。

ちなみに、日本人は上昇時に見送り、下落時に買い付ける「逆張り」傾向が強いです。
----- ここまで -----

〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は34750ドルで、上値は35150ドルになると考えています。

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twitter @mm333m 
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