TOPIX -24 @1,940
日経平均 -329円 @28,279円
パウエルFRB議長議長の議会証言により緩和的な金融政策が長期的に続くとの見方が強まったが、米国株式相場では高安まちまちとなった。他方、中国の4~6月期実質GDP成長率は前年同期比7.9%増だったが、先行きの景気減速を心配して、日本株の買い材料にはならなかった。ドル円為替レートが円高方向へ動いたため、自動車や機械などの輸出関連銘柄が売り優勢となり下げた。
日経平均の日足チャートを見ると、再び10日移動平均線を割り込んだ。やはり好材料にはほとんど反応せず、悪材料には大きく反応する。
33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、陸運(2位)、その他金融(3位)、電気・ガス(4位)、精密機器(5位)となった。