少し反落したが横向きの10日移動平均線の上で踏ん張った

優利加さん
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昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -107.39 @34,888.79, NASDAQ -55.59 @14,677.65)。ドル円為替レートは110円台半ばの前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が910に対して、下落銘柄数は1,177となった。騰落レシオは93.06%。東証1部の売買代金は2兆2429億円。

TOPIX -4 @1,963
日経平均 -110円 @28,608円

米国株式相場少しが反落したことに加えて、日経平均は昨日までの2日間で700円超上げていたため、さらに新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため、今日は反落した。下げ幅は一時200円を超えた。しかし、売りが一巡すると買いが優勢となり下げ幅を縮小した。7月15日にはパウエルFRB議長の議会証言が控えており、米金融政策がどのように変化するのかしないのかを見極めたいと様子見ムードが強かった。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日はやや下向きになった25・60日移動平均線を回復する寸前まで戻したが、本日は反落してほぼ横向きの10日移動平均線の上で踏ん張った。しかし、依然として好材料よりも悪材料により反応しやすい。

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、ゴム製品(2位)、空運(3位)、鉄鋼(4位)、繊維製品(5位)となった。

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