25日および60日の各移動平均線をもう少しで回復するが・・・

優利加さん
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昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +126.02 @34,996.18, NASDAQ +31.32 @14,733.24)。ドル円為替レートは110円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,642に対して、下落銘柄数は468となった。騰落レシオは93.53%。東証1部の売買代金は2兆1801億円。

TOPIX +14 @1,968
日経平均 +149円 @28,718円 

景気減速の兆候と懸念されていた米長期金利の低下が一服していることを好感して米国株が続伸した。この流れを受けて、本日の日本株全般も続伸した。高値更新を続ける米国株と比べると日本株の出遅れ感が強いので、悪材料が引っ込めば買いが入りやすい。ただ、昨日も大きく上げたこと考えると、今夜、米国の消費者物価指数(CPI)の発表があるのでその結果が気になり上値追いは避けたようだ。

日経平均の日足チャートを見ると、やや下向きに収斂している25日および60日の各移動平均線をもう少しで回復するほどに戻して来た。しかし、2月18日高値を起点とする下降チャネルの上限を上抜けてはいないため、まだ上への力が下への力に勝ったとは言えない。

33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、その他金融(2位)、保険(3位)、金属製品(4位)、ガラス・土石(5位)となった。

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