投資歴20年のmasaさんのブログ

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株高絶好調の裏に潜む落とし穴

情報誌に掲載されました。株式投資だけで生活しています。投資経験は20年以上ですが、投資の世界では吹けば飛ぶ小さな存在。初心を忘れないという思いから「素人投資家の挑戦」としています。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容あり)」、平日2回更新している「素人投資家の株日記」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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7月9日 金曜日

米国株について
ダウ平均は259ドル安の34421ドルで取引終了。
取引開始から1時間後には536ドル安まで下げ幅拡大。その後は大きく買い戻されるも、34500ドル付近まで戻すと頭打ち。


〇ダウ構成銘柄の動向
4銘柄が上昇、 25銘柄が下落、1銘柄が下落
上昇率の高い順
ボーイング 2.15%高
IBM 0.66%高
アムジェン 0.44%高
ナイキ 0.29%高

下落率の高い順
トラベラーズ 2.41%安
ゴールドマン・サックス 2.37%安
アメリカン・エキスプレス 2.04%安
JPモルガン・チェース 1.73%安
ウォルグリーン 1.62%安

〇経済指標
週間新規失業保険申請件数は、37万3000件。
前週から僅かに上昇。

〇金融株が売られています
全ての業種が下落する中で、金融が突出した下落率。
長期金利が一時2月以来の低水準になりました。
前日にも書かせていただきましたが、利ザヤ縮小を嫌気した売りが出続けています。

〇高値警戒感による利益確定売り
株高絶好調の裏に潜む落とし穴です。直近高値まで大きく上昇、絶好調ともいえる展開でしたが、その裏では危険が迫っていました。

過去2回(5月上旬、6月上旬)、終値ベースで過去最高値となる34800ドル付近まで上昇すると1000ドルを超える暴落になっています。今回も過去最高値付近から大きく売られる展開に。これで、3ヶ月連続で上旬大幅安。


米国株の動向は日本株に大きく影響しますので、米国株安の先取りは日本株売買におけるリスク回避につながります。私の投資法は買い付け見送りでした。売買するだけが投資ではありません。有名な相場格言「休むも相場」です。

株高になるとコロナに対する安心感および景気回復、株安になるとコロナに対する警戒感および景気悪化。コロナと株価の関係は重要ですが、この類に結び付けた先行き予想と解説だけでは、勝率アップにつながらないと考えています。

〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は34100ドルで、上値は34700ドルになると考えています。


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twitter @mm333m 
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