こんこん。
役所のエントランスに糞尿をまき散らすべさ。(>_<)クッサ
火野葦平(あしへい)の短編小説。1937年(昭和12)同人誌『文学会議』第4号に発表。翌年3月、中短編集『糞尿譚』を小山書店より刊行。豪農だった小森家もいまや没落に瀕(ひん)し、彦太郎は糞尿汲取(くみとり)業を始めたものの窮状は続く。
それを知った町のボスの世話で市の指定業者になり、請負賃も増額されたが、やがて汲取業が市営に移されるに及び、その買収の権利のほとんどをボスにせしめられる。
九州の小都市を舞台に、悪らつな地方政治家たちの実態と善良な小市民の哀歓が、ユーモアとペーソスを交えて点描され、庶民派作家の面目が躍如としている。第6回芥川(あくたがわ)賞を受賞したが、
日中戦争に出征中だったため、授与式は
小林秀雄を使者にして陣中で行われた。
若い時に読んだがまあ軽犯罪に問われ、有罪でも執行猶予1ヶ月くらいだろうか。^^