先進国の中で日本株だけが取り残されている

優利加さん
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昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +131.02 @34,633.53, NASDAQ +18.43 @14,522.38)。ドル円為替レートは111円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,733に対して、下落銘柄数は346となった。騰落レシオは100.24%。東証1部の売買代金は2兆733億円。

TOPIX +17 @1,956
日経平均 +76円 @28,783円

米国株式相場は上昇し、S&P500が連日で史上最高値を更新した。この流れを受けて、日本株全般も上げた。さらに、ドル円為替レートが111円台後半の円安水準で動いたことも自動車株などの買いを支えた。国内では、新型コロナウィルスのワクチン接種が進んでいるが、新規感染者数は増加傾向にあるため、株価の頭を抑えている。6月の米雇用統計が日本時間の今夜発表されるため、様子見が多かった。米S&P500は連日で史上最高値を更新中で年初来15%高、ドイツのDAX指数は14%高、フランスのCAC40は18%高となっているが、日本の日経平均は僅か5%高である。世界の主要国では、ワクチン接種の進展⇒経済活動の正常化⇒株高、となっているが日本株だけが取り残されている。

日経平均の日足チャートを見ると、依然として横這いが続きそうである。10日、25日、60日の各移動平均線は横向きに収斂しており、株価はその少し下で推移している。

33業種中31業種が上げた。上昇率トップ5は、ゴム製品(1位)、鉱業(2位)、パルプ・紙(3位)、輸送用機器(4位)、建設(5位)となった。

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