海外要因次第で下振れも

優利加さん
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昨日の米国株式相場はダウ工業株30種平均が下げ、ナスダックが上げた(DJIA -150.57 @34,283.27, NASDAQ +140.12 @14,500.51)。ドル円為替レートは110円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が420に対して、下落銘柄数は1,689となった。騰落レシオは98.10%。東証1部の売買代金は2兆3398億円。

TOPX -16 @1,949
日経平均 -235円 @28,813円

ダウ工業株30種平均が下げた流れを受けて、本日の日本株全般は売り優勢となった。また、新型コロナウィルスのインド型(デルタ株)の感染拡大を警戒し鉱業や鉄鋼など景気敏感株を中心に売られた。6月30日には中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、7月2日には6月の米雇用統計の発表を控えており、様子見も少なくない。日経平均は一時300円超の下げとなった。

日経平均の日足チャートを見ると、横向きに収れんした10日、25日、60日移動平均線の下に少し沈んだが、まだ横向きトレンドが下へ転換したと言えるほどの下げではない。海外要因次第で下へさらに引っ張られることはありうる。

33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、鉄鋼(2位)、ガラス・土石(3位)、ゴム製品(4位)、非鉄金属(5位)となった。

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