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テーパリングまでは様子見
こんにちは。動点Pです。
さて今週も1週間が終わりましたね。
S&P500の指数の1週間の動きをみてみましょう。
6月11日 4247.44 0.41%
6月18日 4166.45 -1.91%
今週はFOMCの結果などを受けて2%近い下げとなりました。
しかしこれは短期的な下げと思っています。来週からまた少しずつ上向いていくものと予想します。ただ4300くらいを目途、とどこかで聞いたような気もするので、それほど高い伸びは期待できないかもしれません。
テーパリングという話題がずっと言われています。
ご存じのとおり、FRBの資産の買い入れの縮小です。ここでFRBのバランスシートをみてみましょう。
FRB Recent balance sheet trends
直近だとFRBの資産は8兆ドルに迫っています。日本円に直すと880兆円くらいでしょうか。実際、ニュースではすでに8兆ドルを超えたといわれています。
米FRBのバランスシート、初めて8兆ドル突破
上の、FRBのバランスシートをみると、FRBは2020年2月から6月に急激に資産を増加させ、その後、7月あたりからじわじわと買い入れを行っています。テーパリングは、このじわじわ買いをもうやめますよ、ということです。
歴史的に、FRBが資産の買い入れをやめると、株価が不安定になってときには急落する局面があるようです。このあたりには注意が必要ですね。
しかし、FRBの資産買い入れが終わってから、政策金利を上げるまでにはまだしばらくかかるので、アメリカはまだ成長しつづけるのではないかと思っています。
基本的にはまだ楽観的ですが、株価調整が今年の秋くらいに来る可能性が高いと思っています。S&P500指数の5%下げがあるとすればこのときくらいと思います。少し利確して、S&P500につっこむ現金は用意しておこうと思っています。
ではではー。
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