投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株はクアドルプル・ウィッチング(4人の魔女)で大幅安
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
6月19日 土曜日
米国株について
ダウ平均は533ドル安の33290ドルで取引終了。
売り先行で500ドルほど下落すると、後は動かずほぼ安値引け。
〇主要3指数の動向
ダウ平均 1.58%安(533ドル安)
ナスダック 0.92%安
S&P500指数 1.31%安
〇ダウ構成銘柄の動向
上昇した銘柄はありません。30銘柄全てが下落しました。
下落率の高い順
シェブロン 3.77%安
ウォルグリーン 3.73%安
ゴールドマン・サックス 3.50%安
トラベラーズ 2.76%安
インテル 2.64%安
〇クアドルプル・ウィッチングの影響で大幅安
株価指数と個別株、それぞれの先物とオプション取引における精算日。4つの精算が重なり売買も増えることから4人の魔女(ウッチング)と呼ばれます。
日本株でいうところのメジャーSQ。日本株では月ごとの第2金曜日がSQ算出位で3、6、9、12月がメジャーSQ。売買は増えますが、値動きの大きさと比例するわけではなく、また上下どちらになるか先読みすることは難しいです。
本日の下落が先読みできれば、前日から多くの売りが出て暴落していたことでしょう。
前日の終値
ダウ平均 0.62%安(210ドル安)
ナスダック 0.87%高
S&P500指数 0.04%安
3指数は、この程度しか下げていません。
クアドルプル・ウィッチングの影響で多くの売りが出てしまい、午前中に500ドルほど下落。但し、その後は値幅少なく安値揉み合いなので、多くの投資家が売り出したというよりは、一時的な要因だったのではないかと。
〇75日移動平均線を下抜け
75日移動平均線が下値抵抗になってきましたが、本日の大幅安で完全に下抜けました。抵抗線を株価が下抜けると今度は上値抵抗になりますから、見切り売りと失望売りが出やすいです。
〇いつ反発してもおかしくない
10日連続陰線で大幅安となり、大きな節目(強い下値抵抗)となる33000ドルまであと290ドルになりました。6月上旬の高値から、10日間でおよそ1500ドル(4.3%)も下落。
下げ続ける株価をみると上昇期待が薄れて失望する投資家も増えてきますが、そんな時が「売りが多く出て売り圧力低下、上値が軽くなり上昇しやすい相場環境」でもあります。割安感(値ごろ感)から、押し目買いする投資家が増えてくるかもしれません。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は33000ドルで、上値は33600ドルになると考えています。