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ブレークダンスパリ五輪と報告書

いつの世も金貨は重宝される、日本の五輪も金貨は発行されている。

そしてコレクターである私も買いました。


国民の誰もが知るスター選手が登場すれば、野球やサッカーのように人気に拍車がかかるだろう
 経済、女性活躍、ワクチン接種など様々な分野で日本の「出遅れ」を指摘される昨今だが、世界初を名のった一大イベントが今年1月にスタートした。プロダンスリーグ、その名も「D.LEAGUE」(Dリーグ)。このサプライズに、世界のダンサーたちがざわついた。
 元ダンサーで、世界的なダンスイベントを手掛けてきた神田勘太朗氏(Dリーグ・最高執行責任者)が「ダンスがより身近になり、子供たちへの道を切り開きたい」と、プロ化を構想。EXILEのHIRO氏、ダンス経験のあるフルキャストホールディングス(HD)の平野岳史会長(Dリーグ・最高経営責任者)らとともに3年前から計画を練ってきた。
 Dリーグは1~6月のレギュラーシーズンで、12ラウンドを開催。8人のダンサーで編成した9チームがダンスショーを約2分間披露する。これを8人の審査員が技術、独創性、ファッションなどを基準に採点。Dリーグのアプリ会員によるオーディエンスポイントを加えて、ラウンドごとの優勝チームを決める。
 12ラウンドをこなし、上位4チームがチャンピオンシップに出場し、シーズンチャンピオンを決めるという流れだ。4月20日に開かれた「ラウンド8」を観戦したが、重低音のサウンドとレーザー光線が激しく交差する会場での競技は迫力満点だ。2分間なので集中力を切らすことなく、楽しめた。
 チームのスポンサーには、エイベックス、コーセー、フルキャストHD、KADOKAWA、サイバーエージェント、ベネフィット・ワン、USEN―NEXT HD、セプテーニHD、セガサミーHDの9社が名を連ねる。
 例えば、女性だけで構成するUSENは舞踏会をテーマに優美な舞を見せた。セプテーニはカフェのシーンからダンスに移り変わり、ミュージカル風だ。優勝したのはオタクの高校生とヤンキー高校生が教室で織りなすコントのようでいて、力強いダンスを披露したフルキャストだった。
 日本の踊り文化は奥が深い。徳島県の阿波踊り、高知県のよさこい、岐阜県郡上市の郡上おどり、富山県のおわら風の盆など、全国に様々な踊りの文化が残り、その地域の一大イベントとして観光資源になっている。さらに、竹の子族、一世風靡セピア、ダンス甲子園、チアダンなどの国民的なダンスブームが時折、湧き起こる。
 安定的な人気を持つダンスだが、2008年に中学校でも必修科目になると別次元に移行した。ダンススクールが増え、子供たちはかつてのスイミングスクール感覚で教室に通う。日本のダンス人口は約600万人ともいわれ、既に野球やサッカーに匹敵しているとの指摘もある。「世界的にも日本はダンス大国」(平野氏)というのだ。


1491は金銘柄の中外鉱業
 社会環境もダンス市場を後押ししている。短時間動画の「TikTok(ティックトック)」やユーチューブで人気アイドルの振り付けを覚えたり、ゲームセンターでダンスゲーム「ダンスダンスレボリューション」をしたり、踊るのは今や日常行為だ。少子化時代もダンスには追い風だ。団体競技のクラブ活動は人集めに苦労するが、ダンスは1人から楽しめる。
 eスポーツと並び、ダンスは10代の関心を今後さらに集めるだろう。「若い世代のコミュニケーションは言葉より動きの時代」(平野氏)で、Dリーグのメインスポンサーの第一生命保険も「若い世代との関係を強めるために引き受けた」としている。
 Dリーグにとって追い風なのは、ダンスの一種である「ブレークダンス」が24年のパリ五輪の種目として選ばれたことだ。実は日本人はこの競技の世界大会で男女ともに優勝している。体格は関係なく、日本人は適応しやすい。パリ五輪のメダル候補ともいわれ、コーセーのダンサー兼ディレクターを務めるISSEIさんは「職人気質というか、技を極めようという日本人だからこその強みがある」と話す。
 文化的にも経済的にも可能性を秘めたダンス。特にDリーグが進める団体戦は規律を重んじる日本人には有利といえる。Dリーガーたちも派手な見た目とは違い、実にストイックに振る舞う。楽しみ方が共有され、国民の誰もが知るスター選手が登場すれば、野球やサッカーのように人気に拍車がかかるだろう。日本はいつまでも他国に出遅れているわけにはいかない。様々な分野で未来に向かって踊り続けよう。ダンス・ダンス・ダンス!
 

SBI証券が1491の中外鉱業の株式を大量保有の報告書を報じている。


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