大手百貨店5社の5月の売上高はそろって増収も19年比は減少

[TAROSSAさん]

三越伊勢丹ホールディングスなど大手百貨店5社が1日発表した5月の売上高（既存店ベース、速報値）は、全社が前年同月比で増収となったそうです。

前年に新型コロナウイルスの感染拡大により店舗を休業していた反動で伸びた一方で、コロナが流行する前の2019年比では各社とも減少しており、依然厳しい状況が続いているようです。

3度目の緊急事態宣言の発令に伴う大型商業施設への休業要請を受け、5月は生活必需品を除いて休業していましたが、前年の5月は売り場の多くを休業していたこともあり、今年は前年より影響が少なかったようです。

J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店が前年同月比約8割増、高島屋が5割超の増加になるなど、総じて堅調に推移したようです。

3099：795円､　3086：1,079円､　8233：1,252円