方向感がほとんどない

優利加さん
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昨日の米国株式相場は休場だった。ドル円為替レートは109円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,361に対して、下落銘柄数は733となった。騰落レシオは96.63%。東証1部の売買代金は2兆442億円。

TOPIX +3 @1,926
日経平均 -46円 @28,814円

ほぼ横向きとなってきた60日移動平均線に頭を抑えられる形が3営業日続いている。新規材料が不足気味であり、上にも下にも大きくは動けないようである。それでも昨日は日経平均が300円近く下げたので、本日はその反動もあり、一時は200円超の上げとなった。新型コロナワクチンの接種が進んでいるため、短期的にはノイズのような上げ下げは当然あるとしても、中期的には景気回復とともに株価は上に動くと見ている投資家が多いだろう。日本時間の今夜、5月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数の発表があるため、その結果を見極めたいとして様子見をする投資家も多かった。その結果、東証1部の売買代金は2兆442億円と薄商いとなり、この低さは4月23日以来1カ月ぶりの水準となった。

日経平均の日足チャートを見ると、この3日間はほぼ横向きの60日移動平均線と同じく横向きの25日移動平均線に挟まれる狭い範囲で小動きとなっている。方向感がほとんどない。

33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、海運(2位)、輸送用機器(3位)、繊維製品(4位)、金属製品(5位)となった。

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