木下 晃伸さんのブログ
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【投資脳*海外株】アジア株二季報フォロー!
■みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下晃伸(きのした・てるのぶ)です。
■9月末に発売した「アジア株二季報」の「フォロー」も
出来る限りお伝えしていきたいと考え、新しいコーナーを設けました。
現地からナマの情報をお送りいただく
NNAニュース(http://www.nna.jp/)のご協力により、
「アジア株二季報」をより有効活用いただければと思います。
※本資料の利用については、
必ずプロフィール画面の重要事項(ディスクレーマー)をお読みいただいた上
ご利用ください。
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アジア株二季報フォロー!
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【銘柄コード006400】(業種)製造/IT
◎サムスンSDI(Samsung SDI Co., Ltd.)
http://www.reuters.com/finance/stocks/overview?symbol=006400.KS
【韓国】2次電池企業が投資拡大、世界シェア2位浮上も[製造]
国内の2次電池市場をリードするサムスンSDIとLG化学が
相次ぎ設備の増設計画を発表し、投資を拡大している。
LG化学は梧倉(忠清北道)工場を増設し、
サムスンSDIは独ボッシュと2次電池の合弁会社を設立し、
5年で5億米ドル(約509億8,500万円)を投じるという。
さらに、政府も2次電池産業を重点事業として育成する方針で、
世界市場で韓国企業の躍進が期待される。
LG化学はこのほど、電池需要の増加に合わせて供給能力を高めるため、
1,458億ウォンを投じて梧倉の電池工場を増設すると明らかにした。
同社はまた、現代・起亜自動車グループが来年下半期(7~12月)に
量産を計画しているハイブリッド電気自動車(HEV)に
リチウムポリマー電池を単独供給する予定で、
梧倉テクノパークに国内企業では初となるHEV用リチウムポリマー電池の
量産ラインを増設している。
小型電池とHEV用電池部門で市場をリードしたい考えだ。
サムスンSDIは、小型2次電池部門の強化で、2010年に業界トップ、
12年には売り上げ4兆ウォンの達成を目標に掲げる。
今月13日には、2次電池の生産能力を拡大するため、
天安事業所(忠清南道)のラインを1本新設すると発表。
1今月から来年8月まで計1,118億ウォンを投じて、
ノート型パソコン用の円筒型2次電池の生産量拡大を目指す。
同社は先月、自動車部品大手のボッシュとHEV用2次電池の合弁会社を設立。
HEV用のラインも年内に新設する方針で、
15年までにHEV用2次電池市場の30%確保を目指す。
■政府は2,800億W投入
政府も、2次電池産業の育成に向け、企業と足並みをそろえている。
知識経済部は、次世代の重点的な2次電池事業として
電力貯蔵用の2次電池など3事業を選定し、
15年までに約2,840億ウォンを投じる計画だ。
これにより、環境配慮型の車両(運送および機械用)や電力貯蔵、
モバイル情報技術(IT)分野の2次電池産業の発展が期待できる。
原料のコバルト価格は上昇しているが、業界では2次電池の需要が来年、
好況を迎えると見込んでいる。
政府と企業の投資拡大で中小企業の基盤拡大も予想され、
2次電池製品の開発が加速化すると期待される。
次世代電池成長動力事業団によると、リチウムイオン2次電池の世界市場は
日本、中国、韓国の3カ国が大部分を占めており、
国内2社の設備増設が完了すれば、来年は韓国が世界2位に浮上する見通し。
トップの日本との競争も激しくなる見込みだ。
20日付デジタルタイムスなどが伝えた。
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